国際法務未経験でもグローバル企業に転職できる?|法務・パラリーガル・弁理士・知的財産の転職・求人情報なら「法務求人.jp」

業界トピックス

国際法務未経験でもグローバル企業に転職できる?

目次
  • 1. グローバル企業で活躍する人のキャリアパス

  • 2. グローバル企業に転職するには

  • 3. グローバル企業で活躍したい方はご相談ください

英語が得意な人や海外に関心がある人の中には、「グローバルな仕事に挑戦したい」という目標を持っている人がいらっしゃるかもしれません。グローバルな仕事といえば海外事業部や海外営業部が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、法務部の中にも国際的な案件に携わる仕事があります。

それでは、法務部員としてグローバルに活躍するキャリアを築くためには、どうしたら良いのでしょうか?グローバル企業に転職するタイミングやその後のキャリアパスはどのように考えたら良いのでしょうか?

今回は、法務業界に特化した転職エージェントが、国際法務を取り扱う法務部員のキャリアパスを紹介し、グローバル企業に転職するための戦略についても解説します。

1. グローバル企業で活躍する人のキャリアパス

新卒でグローバル企業に入社した場合であっても、いきなり国際法務を担当させてもらえることはありません。一般的には、日本国内の契約書レビューや契約交渉などの業務を担当し、まずは基礎的な法務スキルを身につけます。その後に、語学力を認めてもらえば、英文契約書のレビューなどの国際法務案件を任されるようになります。

英文契約書のレビューを一通り処理できるようになると、海外子会社対応や海外子会社管理などの仕事を任されるようになります。企業派遣として海外ロースクールに留学する制度を設けている会社では、社費留学によって米国弁護士資格を取得する選択肢を打診されることもあります。

国際法務の経験を一通り積むと、チームリーダーとして海外との契約交渉をマネージメントしたり、顧問弁護士と連携して国際紛争を処理することを任されるようになります。さらに実績を重ねると、法務室長や法務部長、CLO(最高法務責任者、チーフ・リーガル・オフィサー)に昇進する道が開けます。

2. グローバル企業に転職するには

それでは、国際法務を扱うグローバル企業に転職するためには、どのように転職活動を行ったら良いのでしょうか?国際法務未経験であってもグローバル企業に転職することはできるのでしょうか?

2−1. 20代の若手法務部員のケース

20代の若手法務部員であれば、国際法務の実務経験が無い場合であっても、グローバル企業に転職できる可能性があります。国際法務未経験の人は、①国内法務の実務経験があること、②語学力があること、の2点をアピールしましょう。②については、ビジネス英会話ができるレベルが理想的ですが、必須ではありません。英文契約書の読み書きができるレベルであれば、選考で十分に評価されます。英文契約書をレビューした経験がある人は、積極的に書類や面接でアピールしましょう。

今までに全く英文契約書を扱ったことがない人は、TOEICやTOEFLのスコアが重要となります。TOEIC700〜800点が理想的ですが、TOEIC620〜630点以上であれば書類選考で問題視されることはありません。TOEICが500点台の場合は、そのことを理由に書類で落とされる可能性があるため、少なくともTOEIC600点以上を目指しましょう。

TOEICが600〜650点の人は、書類通過後の面接の場で英語ポテンシャルをしっかりとアピールすることが必要です。例えば、「日頃から海外の映画を字幕無しで見ています」というエピソードや、「海外の友人と英語を使ってテレビ電話で話しています」というエピソードを伝えることによって、語学力を磨いていることを印象付けましょう。

英語のポテンシャルを認めてもらうことができれば、転職後に海外案件を回してもらえる可能性が高くなります。新卒の場合は、語学力を認められて採用された場合であっても、すぐに海外案件を担当させてもらえるとは限りませんが、中途の場合は「即戦力」として採用されるため、英語スキルを評価された場合は入社直後から海外案件を回してもらえる可能性が高くなります。転職直後は国内案件と国際案件の両方を担当して、徐々に国際案件を増やしていく、という流れが一般的です。

2-2. 40代以上のミドル法務部員のケース

40代以上のミドルになると、まず第一に「即戦力性」が重視されます。転職の場では「実務経験との親和性」が重要となるため、今までに国際法務を一度も担当したことがない場合は、グローバル企業に転職することは難しくなります。

ただし、40代以上になると必ず不可能というわけではありません。国際法務の経験が無くても、何らかの形で国際案件を担当した経験があれば、転職の場で評価される可能性があります。例えば、海外をマーケットとした製品開発における法務経験がある場合には、選考で評価される可能性がありますので、応募書類や面接の場で積極的にアピールしましょう。どのようにアピールしたら良いのか分からない人は、転職エージェントにご相談ください。

なお、「グローバル企業」と一言でいっても、その業務内容は様々です。グローバル企業の中には、国内法務チームと国際法務チームに分かれている会社があります。このような企業では、国際法務を全く扱ったことが無い人であっても、国内法務チームの要員として採用される可能性があります。また、業務のごく一部に国際法務が含まれている企業の場合は、国際法務の実務経験はそこまで重視されません。「国際法務未経験のミドルであるがグローバル企業に転職したい」という人は、これらの企業を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。このような企業に転職した場合は、まずは国内法務を中心に業務をこなして、機会があれば国際法務にも関与できる可能性があります。

3. グローバル企業で活躍したい方はご相談ください

今回は、グローバル企業で国際法務を専門とする法務部員のキャリアパスや転職活動のポイントについて解説しました。

株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社は、法務業界に特化した転職エージェントとして、グローバル企業を含む多数の法務案件を取り扱っています。「グローバル企業で活躍したい」という方や、「国際案件を専門とする法務部員になりたい」という方は、お気軽にご相談ください。当社にご相談していただいた場合は、担当エージェントがご経歴やご希望をヒアリングしたうえで、これからのキャリアプランについてアドバイスさせていただきます。グローバル企業への転職についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

記事提供ライター

元弁護士 ライター
東京大学卒業後、2009年に司法試験に合格。弁護士として知的財産業務、企業取引などのビジネス関連の業務を扱う。現在は海外に在住し、法律関連の執筆や講演を行う。

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