転職ノウハウ
法務スペシャリストの転職やキャリアップに役立つ! 書評連載「会社役員のための法務ハンドブック」
- 目次
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1.「会社役員のための法務ハンドブック」とはどんな本?
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1-1.お勧めする理由
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1-2.企業法務の専門家が執筆した基本書
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2.どんな人にお薦め?
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3.お薦めの読書法
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3-1.大企業・一部上場企業などの大手企業に応募する場合
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3-2.「役員をサポートする法務部員」や「役員候補」として応募する場合
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3-3.グローバル企業に応募する場合
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3-4.総務や人事と一体となった法務部に応募する場合
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4.まとめ
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一冊の本を読むのには時間がかかりますが、転職活動に役立つだけでなく、将来の仕事に役立つ知識を身につけることができます。転職の面接の場でも、「〇〇という本を読んで、転職後にすぐ対応できるように勉強しています」と言うと、即戦力の人材として評価が高くなります。反対に、「転職後の仕事に備えて、インターネットで〇〇について検索しています」と言っても、プラスの評価にはつながりません。
それでは、転職に向けてどのような書籍を読めばいいのでしょうか?今回は、書評連載の第2回目として、「会社役員のための法務ハンドブック」を紹介します。
1.「会社役員のための法務ハンドブック」とはどんな本?
1-1.お勧めする理由
法務部での勤務経験が長くなると、役員と直接接触する機会が増えるようになり、重要な経営判断についてアドバイスを求められるようになります。役員にアドバイスをする際には、法律のルールだけでなく、会社の経営状況やコンプライアンスの問題などを総合的に考慮しなければいけません。契約書作成などの通常業務とは異なり、「ビジネス的なバランス感覚」が必要となります。
役員をサポートすることは、法務部の重要な職務です。このような業務に備えて、「役員目線」で企業法務を見つめ直しておくことが必要です。「会社役員のための法務ハンドブック」は、会社役員を念頭に置いて書かれた書籍であるため、役員目線で企業法務を復習することができます。
また、この本を手元に置いておけば、突然役員から質問されたときに慌てることなく対応することができます。役員研修を行う際には、研修テキストとして使うこともできます。
1-2.企業法務の専門家が執筆した基本書
会社役員に高度な法律知識は必要ではないものの、「問題になりそうなことを察知する能力」は必要です。この書籍は、この能力を身につけることを目的としています。この本を通読すれば、「ビジネス上どのようなところに法律問題が潜んでいるか」を感覚的につかむことができます。
2.どんな人にお薦め?
3.お薦めの読書法
しかし、転職活動をしている方の中には、「転職に直結する知識だけ身につけたい」という人がいるかもしれません。このような人のために、下記では、転職先の企業の傾向をふまえた効率的な読み方を紹介します。
3-1.大企業・一部上場企業などの大手企業に応募する場合
第4章では、企業のコンプライアンスについて11個の問題が解説されています。大企業や老舗企業では、コンプライアンスに問題が生じるとマスコミなどで大々的に報道されるおそれがあるため、コンプライアンスの問題はより深刻です。大企業の法務部に応募する場合は、第4章の内容を頭に入れておきましょう。
3-2.「役員をサポートする法務部員」や「役員候補」として応募する場合
余裕がある人は、併せて第1章「組織関連」も読んでおきましょう。第1章では、経営判断の原則を始めとして、役員の法的責任について基礎的な事項が解説されています。
3-3.グローバル企業に応募する場合
3-4.総務や人事と一体となった法務部に応募する場合
このような企業に応募する場合は、第4章「コンプライアンス・規制関連」と第5章「人事労務」に目を通しておきましょう。第5章では、「役員がセクハラやパワハラを行った場合はどのような法的責任を負うか」というように、役員目線で労務問題が解説されています。加害者目線で書いてあるため、役員の倫理研修やコンプライアンス研修を行う際に参考とすることができます。
4.まとめ
転職に悩んでいる人にも、読書がお薦めです。転職活動が長引くと、モチベーションが下がってしまうことがあります。気分転換に法律書籍を読んでみると、転職の方向性が見えてくるかもしれません。志望動機を書くうえでのヒントが見つかることもあります。
転職を成功させたい人や、転職活動でお悩みの人には、読書がお薦めです。今回は、転職先の企業ごとの読み方を紹介していますので、本を読む際の参考にしてみてください。
記事提供ライター
東京大学卒業後、2009年に司法試験に合格。弁護士として知的財産業務、企業取引等のビジネス関連の業務を扱う。現在は海外に在住し、法律関連の執筆や講演を行う。
