転職ノウハウ
法務スペシャリストの転職やキャリアップに役立つ! 書評連載「Q&Aで学ぶGDPRのリスクと対応策」【前編】
- 目次
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1.そもそもGDPRとは?
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1-1.GDPRについて
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1-2.GDPRに関係がある企業とは?
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2.GDPR関連の書籍
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3.こういう人にお薦め!
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4.まとめ
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さらに一歩上の転職を目指す方にお薦めなのが、「法律関係の書籍を読んでおくこと」です。応募企業の業界・職種に適した法律書籍を読んでおけば、面接で不意打ちの質問が飛んできた場合にも、慌てることなく本から得た知識で対応できることがあります。
職務経歴書の筆が進まないという方にも、読書がお薦めです。法律関係の本を読み進めるうちに、転職活動のモチベーションが上がることがあります。応募企業に関連する本であれば、応募書類を書くうえでのヒントが得られるかもしれません。
特に、未経験の職種に応募する方は、その分野に関する情報集めの手段として、読書が最適です。企業は即戦力を求めていますので、「実務経験が無い」ということがデメリットになることは避けられませんが、読書は経験不足を補う手段となります。面接の場で、「これから勉強します」と言う人よりも、「現在〇〇という書籍を読んで勉強しており、できるだけ早く即戦力となれるよう精進しています」と言う人の方が、印象が格段に良くなります。
それでは、転職に向けてどのような書籍を読めばいいのでしょうか?法務求人.jpでは、法務部への転職を目指す人に向けて、お薦めの法律書籍を連載で紹介します。
今回の第1回目は、「Q&Aで学ぶGDPRのリスクと対応策」を紹介します。
1.そもそもGDPRとは?
1-1.GDPRについて
もちろん、全ての企業に影響があるわけではありません。どのような企業に関係があるのでしょうか?
1-2.GDPRに関係がある企業とは?
海外の企業と提携している会社に応募する場合も、GDPRの知識が役立ちます。顧客情報や人事情報をメールでやり取りする際や、出張や転勤によって人の行き来がある際に、GDPRの規制が関わるからです。
商品やサービスを海外に提供している企業も、GDPRの影響を受けます。EEA(欧州経済地域)に住んでいる人から商品の注文を受け付ける際には、オンラインでその顧客の住所やクレジットカード番号を入力してもらうことになりますが、その個人情報はGDPRの規制対象となります。
これらの国際企業に限らず、日本国内でビジネスをしている会社も注意が必要です。例えば、会社のメールマガジンを海外配信する場合には、GDPRのルールに配慮しなければいけません。申込者が日本人であっても、EEA(欧州経済地域)に住んでいる人であれば、そのメールアドレスはGDPRの規制を受けるからです。つまり、日本人相手にビジネスをしているからといって、安心することはできません。
このように、一見GDPRに無関係だと思われる企業であっても、GDPRの規制対象となるケースがたくさんあります。GDPRを気にする必要が無い企業とは、ビジネス拠点が日本にあり、従業員が日本在住の日本人のみであり、商品やサービスを日本国内に限定して提供している企業に限られます。
多くの日本企業が影響を受けているにも関わらず、日本企業の33.3%(※1)がGDPRに未対応です。未対応の企業は巨額の制裁金の対象となるため、これからの法務部の業務として、GDPR関連業務は重要な課題となります。すでに米国グーグルは5,000万ユーロ(約62億円)の制裁金(※2)を課されており、英国ブリティッシュ・エアウェイズは1億8339万ポンド(約257億円)の制裁金(※3)を課されています。
2.GDPR関連の書籍
筆者の中崎 尚弁護士は、東京の法律事務所で国内外のビジネス法務を幅広く手がけており、知的財産案件、IT案件、インターネット案件、ベンチャー案件等に精通しています。このような実務経験があることから、「Q&Aで学ぶGDPRのリスクと対応策」の中では、法務部の実務に役立つ事例が数多く紹介されています。最新事情もふまえて解説されているため、安心して実務に生かすことができます。
3.こういう人にお薦め!
海外との関わりが少ない企業に応募する場合は、重要度は高くありませんが、その企業がGDPR未対応の場合には、転職後に関連業務を担当する可能性があります。あらゆるケースに備えて万全の準備をしておきたいという方は、目を通しておきましょう。
4.まとめ
記事提供ライター
東京大学卒業後、2009年に司法試験に合格。弁護士として知的財産業務、企業取引等のビジネス関連の業務を扱う。現在は海外に在住し、法律関連の執筆や講演を行う。
